指導者としての危機


8年くらいレッスンをしていて、最大の危機に見舞われました。

それは先週土曜日の『体が硬い方のための体操教室』の前の出来事、いつも通りマットなどを敷いて用意をしていると『ヒッ ヴェッ』と、しゃっくりが出るではありませんか。

しゃっくりのときは息を止めてから深呼吸をすればすぐ止まるので焦りはしなかったんですが、こんな時に限ってなかなか止まらない。そしてお湯や水を飲もうが、お客様がみえても止まらない。

しゃっくりが止まらない事情をお話しして、逆立ちをさせてもらっても止まらない。

スタジオ裏に行くと、事務スタッフの藤野さんが笑顔で「コップの反対がわから飲むと止まるって言いますよね」とレクチャーしてくれ、(かわいい子の言うことならやってみるよ)と私の中の小さいおじさんがつぶやき、変なスタイルで水を飲んでみても、やはり止まらない。

そこへ運良く通りすがりの院長が、しゃっくりにはこのツボと教えてくれ、押して鍼の代わりのシールを貼って深呼吸すると…。

と、まっ、た!!!

東洋医学の不思議に恐れ入り、何事もなかったかのようにスタジオへ戻ることができ、そのままレッスンを2つ。

小休憩を挟み「次の3つめのレッスンの用意をしよう」と、床のモノを取ろうとした途端に・・・「ヴェッ ヒッ」。

なぜ、ツボのシールが付いているのにまた出るのだー!!と、再びスタジオ裏へ、神頼み。

次なる手は、鍼で『パチン』と穴を開けて血を出す『刺絡(しらく)』なる方法。今回は足の指先です。

一瞬の『チクッ』でしゃっくりが止まるなら安いものよ…『パチンッ』。その後すぐにスゥーとなにかが抜けて行く感覚とともに「え??」止まっている!再び驚きが隠せない。

今回刺したところはお腹に関連するところらしく、確かに最近はお腹が張ったり逆にゆるくなったりの繰り返し。

しゃっくりは『横隔膜の震え』とは言われますが、お腹の硬さがお腹の上の横隔膜とマリアージュし、しゃっくりになったとしてもなんら不思議はありません。

鍼灸治療院って、どんなときに行ったらいいものかと以前は思っていましたが、こんなときにも良いものなんですね。

スタジオと併設の治療院は鍼灸師が2人体制になり、当日に予約できる応急処置をしてもらえる救急枠も、以前よりも利用しやすくなりました。

風の音治療院のホームページ

「こんな症状でも行っていいのかな?」というときこそ、その人を見て原因を探し出し治療をする、東洋医学。

例えば繰り返しの痔やアトピーや、鼻水が止まらない、落ち込みが止まらず元気がない、薬で抑えるのが当たり前、生まれつきの症状の悪化…。

「こんなことで治療院に来たの?」っていう症状ってないんです。今ある症状を「当たり前」と思わずに「何かおかしい」と気づいた方を応援し、元気を増やすお手伝いをしてくれる、東洋医学。その中でも鍼やお灸を使った治療、そして生活改善アドバイスを中心にする治療院です。

今回のわたしのように、「とりあえずしゃっくりをどうにかしたい!」という対処は救急枠で、繰り返したくない症状の場合はぜひ通常コースでご相談を。

というのは原因を探すために話をよく伺い、原因に合った治療と自分でできる治療のしかたを伝えるには救急枠の短い時間ではおさまらないので、再発防止に向けての治療は通常コースをおすすめしています。

治療でよくなっても症状がアゲインしないためには、自分がエブリデイをどう過ごすかが大切です。

治療で元気が出てきて「ボディをムーブしてみよう」という気になったら体操教室に来てみるのもいいし、もし気になることが出て来たら「あそこに行こう」と思えるところがあれば、気持ちにゆとりが生まれますよね。

ヨガのお客様で、長年の腰痛や50肩がなかなか良くならなく、病院ではもう少し進むと手術かも?といわれた状態の方がいらっしゃいました。そこで自分で簡単にできるケアを紹介すると気にいられたので、根元からの治療の場合はと、当治療院を紹介させて頂きました。すると2か月後の今では「以前の腰や腕は何だったんだろう?」と驚かれていて、ヨガやピラティスでも、楽々腕が上がります。

こんなこともあるので、特にお辛そうな方、お役に立てそうに感じる場合には、ついお声掛けしてしまうことがあるんですが、レッスンの中で治療や物品購入の勧誘などはありませんので、ご安心ください。治療をおすすめすることがあっても、もちろん選ばれるのはお客様です。

スタジオのお客様に治療を紹介することもあれば、逆に治療の中で「これからは体を少しずつ動かした方がいいよ」という場合に体操教室やヨガを紹介され、患者様がいらっしゃることも特に多い最近です。

治療もスタジオも皆様に上手に使って頂けたらと、風の音治療院もスタジオアウラのインストラクターも願っています。

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