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ヨガとピラティスの違い(全体像編)はこちら→
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前回は雰囲気の違いを大まかに説明しまして、今回は具体的に何が違うのかを見たいと思います。
◎呼吸の違い
『ヨガは腹式呼吸、ピラティスは胸式呼吸』
…と言われることが多いですが、またちょっと違う見方もできるんです。
■ヨガの呼吸
ヨガでリラックスをテーマにしているレッスンでは、吸うときにお腹を膨らませ吐くときには薄くする、腹式呼吸をする事が多いです。
しかーし、ポーズをつくりながら呼吸の仕方に気をとられてばかりではリラックスできないので、必ず腹式で!といわれることは少ないでしょう。
(リラックス系ヨガでのポーズ中は、自分のペースで吐ききることだけ心がければいいかなと個人的には思っています。)
パワーヨガなどの次々とフローで動くヨガになると、動く中で腹式では動きのテンポに合わず、お腹もジャマなので胸式呼吸で動いていきます。
胸式呼吸は、お腹よりも胸郭の動きを意識してする呼吸です。吸うときはお腹より胸郭を膨らませ、吐ききるときは、胸郭は小さく、お腹は更に薄くなります。
腹式呼吸は心身がリラックスに傾き、胸式呼吸は冴えるほうに傾くので、それぞれのタイプのヨガに合っているといえます。
ヨガで腹式・胸式どちらの呼吸にも共通することは『鼻から吸って鼻から吐く』ことです。
ヨガでは体に『ナーディ』と言われるエネルギーの通り道があるされます。鍼灸でいう『経絡』にあたるものですね。主要な14本のうちの二本が、左右の鼻に流れているといわれています。
その流れを良くする意味で、ヨガでは鼻での呼吸を重要視します。
とは言っても鼻が詰まっている人も多い現代社会のレッスンで、鼻だけ使うことを無理強いする先生はいない(よね)ので、ご安心ください。
ポーズ中の呼吸だけでなく「ポーズと同列に練習するもの」と言われるのが、呼吸法。エネルギーの流れをよくする浄化の意味合いもあり、ヨガには『片鼻呼吸法』『火の呼吸法』などたくさんの呼吸法があります。
基本的に鼻から吸って鼻から吐く呼吸法が主流ですが、冷たい空気を体に入れる目的で『舌をストローのように丸めて息を吸い、鼻から吐く呼吸』なんていうものもあります。
■ピラティスの呼吸
ピラティスでは、最初のウォームアップで腹式呼吸をすることもありますが、動きの中では胸式呼吸。
ヨガでは数呼吸しながらポーズをキープするのに対し、ピラティスでは呼吸と動きを合わせます。
例えば、『吐きながら背骨を1つひとつ丸め、吸いながら下から積み上げてくる、これを5セット』といった具合です。
鼻呼吸でも対応できる動きも多いですが、動きが早くなってくると、口から吐く方が一気に素早く吐けて、効率的に感じられます。
鼻を一気にかむと耳がキーンとすることがありますが、一気に吐くときは口から吐くと、鼓膜への負担は心配なく鼻水の心配もなく動けるかと思います。
ピラティスを作ったジョゼフ・ピラティスさんは『吐ききること』、皮膚も含めて全身で呼吸をすることを伝えていました。全身を使うという点では、鼻だけでなく口も使うと、器官をもう1つ多く使うことにもなりますよね。
◎まとめ
というわけで、ものすごく簡単にいうと、ヨガでは腹・胸式呼吸に関わらず吸う吐くどちらも鼻を使うこと、ピラティスは鼻から吸って口から吐く胸式呼吸が一般的です。
前回の全体像編でも書きましたが、ヨガは最後にシャバアーサナというお休みのポーズがあります。このときは、完全に力を抜き、頭もカラの状態にするので、呼吸も自然な状態に。このときスイッチはリラックスに切り替わります。
ピラティスでは最後の動きまで胸式呼吸。立って心身が冴えた状態で終わります。
よってレッスンの終わったあとは、呼吸という点から見ると、ヨガはより穏やか度があり、ピラティスはより元気に冴える度がある、と言えるのではと思います。
さて、これにてヨガとピラティスの違いシリーズは、いったんおしまいにします。
ヨガは体のいつも伸ばすことがないところが伸びるし、ピラティスは足りないところがついてくる… そんな感じで個人的にはどちらも好き!向き・不向きよりウキウキするヒト増えると嬉しいyo♪イエー!
…さてさて
いとうちっこの
札幌ヨガスタジオアウラの、2018年3月第3週目今週のご予約状況です 。
◎3/17(土)
10:30〜11:30 やさPピラティス キャンセル待ち
12:00〜13:00 ちょっとなれた方のピラティス ◎
14:00〜15:00 ゆるめヨガ ◎
◎3/18(日)
10:30〜11:30 朝ヨガフロー △
12:00〜13:00 サンデーゆるめヨガ◎
いつもありがとうございます。
今週も、どうぞよろしくお願いします。
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