札幌で肩こり解消・姿勢改善パーソナルトレーニングやヨガを入会なしでお探しなら 中央区 大通から近くの円山 少人数制 スタジオアウラの いとうちっこのレッスンへ。
見た目だけじゃない!腹筋があると生涯楽しい
・よく腰痛になる
・何をするにもひと仕事
・ウオーキングは脚が疲れる
・お腹が隠れるからチュニックが大好き
…全て「トシだから」と片付けていませんか?
そんな「当たり前」の感覚が、腹筋がつくことでガラッと変わる。人生までもが大きく変わる!…可能性を秘めているんです。
もちろん、何歳からでも遅くありません。20代なら20代なりの、70代なら70代なりの腹筋のつけ方がらあるからです。
腹筋がないとどうなるのか
腹筋がない=弱いとどうなるのか?
それは腹筋がどんなお仕事をしているかをがわかれば見えてきますよね。
腹筋は、表面の腹直筋から深層の腹横筋まで4層からなっています。
・腹直筋:シックスパック。体幹を丸める
・外腹斜筋:体幹をねじる、丸める、横に倒す。
・内腹斜筋:体幹をねじる、丸める横に倒す。
・腹横筋:コルセットのように体幹を安定。
腹筋が弱ければ、体幹が固定できません。
コルセットがゆるゆるということは体の中心部分をおさえておけないということ。
腰痛が起きやすくなり転びやすくもなります。
前のめり姿勢になるので、
脚は疲れるし、外反母趾までもが腹筋の弱さと関係があります。
それに体を丸める・ねじるのができないということは、起き上がるのも一苦労です。
クビレうんぬんの前に、このままトシをと重ねて寝たきりにでもなる機会があったら…。腹筋のトレーニングをしてきた人と、大きな分かれ道になるかもしれないんですよ。
逆に腹筋がある(正しく働く状態)だと、
姿勢はよくなりお腹も引っ込む。
「ピーピースルー」みたいな名前のサプリやガードルも必要なくなるけど、浮いたぶん何に使う?奥さん。(←誰)
50代からの腹筋!N子さんの場合
以前から、グループレッスンに参加してくださっているN子さん。
今から1年前に、残念そうにお話してくれました。
「会社の体力測定で、腹筋(運動)が1回もできなかったんです〜!その場でジタバタして、1回も起きれなくて…」
そこからN子さんはグループレッスンと併用し、パーソナルで一年後の体力測定に向け、体力測定の上体起こしの習得を一緒に目指しました。
その一年後である、先週。
「ちっこ先生!体力測定で、腹筋が6回もできて褒められました〜!!」
と報告をくださり、グループレッスンのメンバーで大盛り上がり!
50代半ばからでも、体は変わることを証明してくれたN子さん。
そしていつも新しいことを楽しみ、努力する姿勢のN子さん。人生の先輩としてのお手本そのものです。
というわけで、めでたし、めでたし…。
ではないんです、実は。
実は体力測定の上体起こし(腹筋運動)は頑張ってする必要がない
は?
N子さんのイイ話の後に「は?」ですよね。
もちろんN子さんにも、パーソナルでこのお話をした上でトレーニングをさせて頂きました。
一年前に「上体起こしが1回もできなかった」と悲しむN子さん。
私は「上体起こしはいろんな要素が入っているから、できなくて落ち込む必要はないよ(もっとできたほうがいいトレーニングがある)」と伝えました。
体力測定に含まれる『上体起こし』とは?
両足が押さえられた状態で、反動も使って上半身を完全に起こします動きです。
腹筋の強さを見る運動と捉えられがちですが、それだけではありません。
上体(恥骨〜みぞおち部分)を丸めるのは腹筋の役割ですが、さらに骨盤が浮いて上体が完全に起きるには、股関節を折り曲げる筋肉が働く必要があるから、です。
なので上体起こしは腹筋の強度だけではなく、腸腰筋の強さも必要になります。
腸腰筋は足を上げるという超重要な仕事をする筋肉なので、意識してトレーニングをしてソンはありません。
問題なのがここからです。
まず、背骨はS字カーブを描いているのが、背骨に均等に圧がかかり、負担の少ない状態です。
それを反動を使い、上体が起きるポジションまで何度も背骨を丸めて持ってくるというのは、お腹の筋肉を鍛える以前に腰のストレスになります。
しかも反動を使った素早い動作になると、腸腰筋よりもアウターの前ももを使いやすくなります。
上体起こしで、ももの付け根よりも前ももが疲れるならそうなっているはず。
前ももも、腸腰筋と同じく股関節を折り曲げるサポートをします。
ただ、前ももはあくまでサポート。
腸腰筋より前ももを使う動きを続けると、脚がパンパンになるだけでなく疲れやすく、股関節痛が起きやすくなる…などの問題が山積み。
特に運動に慣れていない人にテストとしてさせるには
「上体起こしって、もはやどこのトレーニングやねん…」
となりやすい運動です。
ちなみに、腹筋はないけど背骨がまん丸…という人も、上体起こしがクルンと簡単にできたりします。
上体起こし=腹筋の強さとは言えない、ということです。
かので上体起こしができなくても、落ち込む必要ってないと思いませんか?
上体起こしの危険性
背骨の研究で有名なスチュアート・マクギルさんという博士がいます。
いろいろある腹筋運動でどの程度筋肉が働くのか?
腰椎にどれくらい圧縮力があるのか?
を、2002年にまとめ発表したそうです。
腰椎に300キロの圧力を超える負荷が加わると、背骨や椎間板を痛める可能性があることを確認しました。
圧力が300キロ超えで危険性のある腹筋運動の中に、シットアップ(=体力測定の上体起こし)が含まれていたのです。
椎間板がすり減ってしまう可能性や、骨粗しょう症の高齢者には骨折の恐れもある…ということです。
文科省で体力測定に上体起こしが入ったのは2002年以前。
マクギルさんの発表以前のこと、だそうです。
もう20年近く経っているので、そろそろ改訂してもイイんじゃないですかね…。
^^;
なぜN子さんに『上体起こし』を止めなかったのか
私が超カタブツトレーナーだったら
「他の腹筋運動ができればやらなくてイイよっ」
って止めていたかもしれません。笑
(疾患などがあれば別ですが)
そこは、お客さまの希望を叶えるお手伝いが仕事やろってことで。
会社で用意されているテストができなかった…って悲しいじゃないですか!
というわけで、まずは腰痛がないかなどを慎重に確認。
そしていかに弱い部分を鍛えて安全に、テストの「上体起こし(回数)」という目標に向かうのか。
N子さんへは、まず上体起こしを「腹筋を強化するためのトレーニング」ではなく、競技として捉えて頂きました。
どういうことかというと…。
上体起こしは『弱い部分を狙ってトレーニングするもの』ではないこと。
『腹筋と他の筋肉はもちろん、反動も使った複合動作だ』、ということ。
(競技ばかりやりすぎると)体を痛めてしまう可能性があること。
それから弱いところを、部分的にコツコツ鍛えていきました。
腹横筋に刺激を入れ、
N子さんの弱い腹筋下部や腸腰筋をジワジワ地味トレ、
腹直筋だけでなく腹斜筋を使えているかをチェック…。などなど。
最後の最後に、それまで使った部分と、説明した上体起こしのコツを繋げて上体を起こす練習をしました。
N子さんはおうちでも弱い部分のトレーニングをし、パーソナルの3、4回目か(だったかな?)で、目標の上体起こしができるようになりました。♡
どんな腹筋運動が腰の負担が少ないのか
では上体起こしが腰に負担がかかるなら、どんな腹筋運動が腰の負担が少ないのか?
マクギルさんの話に戻ると…。
仰向けで腰にスキマを作ったままオヘソを覗く格好で腹筋に効かせるトレや、四つ這いで対角の手足を伸ばしてバランスをとる運動などなどをオススメされています。
要するに基本は、背骨のS字カーブをキープしたまま「お腹キツっ」って運動は腰に安全だよ、ということですね。マクギルさん的には。
マクギルさんはカナダの大学の方だそうです。
なので私たちアジア人の骨格にそのまま当てはまるか?というとわからない部分もあります!
そこは、一人一人の体に合ったことを慎重に選ぶ必要があると思っています。
というわけで私のところでは時と場合により、マクギルさん的に△〜◯かなっていう腹筋系トレーニングも入れています。
さて〜
会社員時代 仕事はアホなのに上体起こしだけはムダに優秀だった
いとうちっこの 2020年9月第1週のレッスンご予約状況です。
重要な腹筋たちをゆっくりトレーニングしちゃう!
リリース&体幹美人をテーマに、お待ちしています。
9/5(土)
9:00 ~ 10:00 朝活ゆるめヨガ 残席1
10:30 ~ 11:30 やさCトレーニング 残席1
12:00 ~ 13:00 パーソナルトレーニング ×
9/6(日)
9:00 ~ 10:00 パーソナルトレーニング ◎
10:30 ~ 11:30 パーソナルトレーニング ×
12:00〜13:00 パーソナルトレーニング ◎
動物のお話で、面白いお話を聞きました。
「排泄時に体幹を屈曲(丸める)動物は、排泄のコントロールができる」
簡単にいうと、
うんこをするときに体を丸める動物はうんこを我慢できる(したい場所でできる)
っていうことです。
だから、牛やヤギはボトボトしちゃうのは仕方がないっていうことですよね。
逆にワンコで「する?」って聞いたらワン!と答えて、家の外で申し訳なさそうにするお利口さんもいますよね。腰を丸めて、飼い主を見つめながら。
確か、基本的に草食動物は排泄のコントロールができない…という話だったと思います。
そこで疑問が生まれました。
が!
20名超えのセミナー&すでにややKYな質問を連発していた自分は、流石に恥ずかしくて聞けませんでした。
疑問↓
「うさぎって常に体が丸いですけど、排泄コントロールはどうなんですかね?うちの🐇が、嫌がらせのように私の前にうんこ並べて置いていくんですけど、故意なんですかね?」って。
ウラが取れたらこちらのブログで報告したいと思います。
そしてこの話を聞いて思ったのがですね、便秘で腹筋が弱い人はやっぱり迷いなくトレーニングするべきって改めて思いました〜。
…なんか、うんこを連発した話になってしまいましたけど。
うんこって言いたかったわけじゃないよ!!
Googleの検索エンジンで、
「腹筋」とか「トレーニング」ではなく「うんこ」でこの記事が引っかかってきたら悲しい。
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