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東京国立博物館へ行った話

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ずいぶん前のことになってしまいましたが、今年の夏の思い出です。
風の音治療院研修旅行と称し、東京の国立科学博物館へ行ってきました。

コレはね、奥さん。
行った方がいいですよ。

太古のロマンと繋がる博物館

巨大すぎる!博物館

日本最大級の科学博物館。
博物館と一口に行っても扱うジャンルは幅広く、宇宙や恐竜、日本固有の生態系、日本の科学技術の歴史まで、あらゆることが網羅されています。

ひと言でいうと、感動感激。雨嵐。
モフモフの動物たちのはく製を毛なみ1本まで観察できたと思えば、キラキラした鉱石に目を奪われて地球の底力を思い知る。
古代人の人骨を観察し自分ルーツを知った気でいると、更なる祖先の巨大恐竜の化石に圧倒される。

というわけで博物館の規模からすると鼻毛にもならないレベルですが、ほんの少し紹介したいと思います。

動物のはく製が怖くない!

動物のはく製って、ちょっと怖いイメージがあったんです。
おじいちゃん家の屋根裏部屋のかた隅に、ホコリがかぶって置いてあるタカや壁にかかっていたクマの頭のイメージ。

ところが博物館では、そんな怖いイメージがくつがえります。

はく製たちの生き生きした姿、このノウサギの美脚具合!

お?ここになぜフツーのイヌ(笑
と思いきや…。
世界で最も有名なジャパニーズドッグ、
ハチ公さまがいたり!

はく製でいうと他フロアでは、世界の動物が見られます。ペンギンがかわいくて大人気でした。
ヒフ感や身体のつくりを間近で観察できるのは、動物園とはまた違うおもしろさ。

縄文人・弥生人の違い

古代人の人骨も充実。体に興味がある人にとってはヨダレもの!現代人との違いを至近距離で観察できるという、そうそうないチャンスです。

狩猟を中心とした生活をした縄文人に対し、その後の弥生人は稲作を始めた人類として知られています。

縄文人と弥生人の生活

食生活がかわれば体も変わる。

骨は縄文人も弥生人も骨ががっしりしていますが、下半身の筋肉の付着部をくらべると、縄文人のほうが太いとのこと。

走って獲物を狩る瞬発力のいる運動量は、圧倒的に縄文人のほうが多かったのでしょう。

稲作をしていた弥生人ですらそうなるのだから、現代人の体はなんて運動不足なんだろう、これからどうなって行くのだろうと我を省みます。

そして縄文土器と弥生土器。

縄文土器はハデで重たく割れやすい、弥生土器は高温で焼けるように発達したので割れにくく薄くて軽い。

昭和生まれの私めは、子どもの頃にそんなふうに習いました。社会の教科書の白黒写真をみて、「ふーん」としか思わなかった。

が!今回。実際の土器を目にして、縄文土器の芸術性の高さに立ち尽くすほど感動。

遠目でゴツゴツ見えるものの、近くで見ると印象が変わります。繊細な幾重にも連なる線をはじめ、精巧にほどこされた細工に息を飲むほど。

決して無意味にハデを狙ったわけではなく、命を狩って生きる縄文人は、自然(=彼らにとって神)へ信仰を捧げるべく、土器を祭事に使ったであろうことが容易に想像できました。

自然に対する畏敬の念というのでしょうか。ヒトのチカラでどうにもならないことへの祈りと感謝の気持ちを感じてしまいました。

対して弥生土器に感じるのは、機能美。滑らかで均一な薄さ、それも丈夫なツボを作るには高い技術が必要です。それを弥生人が持ち合わせていたとは…。

その出来は、いま地下街に飾られていたら『金賞』とついていても、ごくナチュラル。

そんな土器をはじめ槍や編み物などの道具を見ると、ヒトの自然に適応し必要なものを編みだす能力の高さを、ヒシと感じられるでしょう。

大人も大興奮!恐竜エリア

古代人とは別の建物に移動して、地下へ。

そこはまさしくジュラシックパーク。異世界空間が広がっていました。

恐竜たち

今にも走りだしそうな躍動感あふれる展示の仕方。草食と肉食種が向かい合い、威嚇し合うような展示には土器ドキドキ!

「自分がいまいる同じ地球に本当にいたのか!」と、本では味わえない感動が待っています。

もしわたしが子どもの頃にこの展示を見たら、算数が苦手なんて言い訳せずに、猛勉強して学者を目指していたかもしれません。

中でも感動したのが、日本で発掘された首長竜、フタバスズキリュウの展示です。

自分が子どもの頃に本を見て、実物を見ることを夢見たフタバスズキリュウ。

今回ソレをゆっくり見ることができました。コレはもうさ、泣いたわ。

いつ以来だろう。感動で泣いた。

ユーチューブで、もらわれてった猫が以前の飼い主の動画を見せられてニャーニャー鳴いた動画をみたとき以来。2ヶ月ぶりだわ。わりと最近泣いてたわ。

フタバスズキリュウは福島で見つかった首長竜で、高校生が見つけたんですね〜。

小学生がそんな本を読んだもんだから、「自分も見つけんぞコノヤロー」ってスズキに闘志を燃やし、庭に自分が入るくらいの穴掘って怒られた思い出のフタバスズキリュウ。

とゆうわけで、イトウチッコリュウは、まだ見つかっていない。

最後まで楽しい!おみやげエリア

恐竜のついたペンからマニアックな書籍まで、お店だけでも来たいおみやげエリアも楽しかったです。

モッフモフのハチ公のぬいぐるみなんてね。雪が降ろうかという今の季節なら、確実にカードきってましたわ。

ハチ公とまではいかなかったものの、記念にガチャることにした。

狙いはもちろん子ペンギン。

イワトビやアザラシもかわええぞ…!

ミュージアムショップのガチャ

結果!!

oh… シブいけど。再会したような、ノスタル爺な気分。

校長室かどっかで会ったような気がしないわけでもない。

余談。博物館の仕掛け

私が縄文人と弥生人を熱く語ったフロアでは、人々の生活を再現した「蝋人形」がズラリ。かなりリアルでした。

展示室を出ると自販機の横にベンチがあり、なんとここにも座る蝋人形。現代人の展示。

よくよくみると、フツーに寝ている生身のおじいちゃんだった。蝋じゃなかった。

ビビッた。

1日あっても回れない広い博物館で、きっとがんばって歩いたんだね…。

おじいちゃんは、動かないし、ずっと起きなかった。

おしまい。

さて〜

縄文人の身体能力を見習ってリハビリならスタジオアウラの

ファッションセンスは氷河期いとうちっこの

 2019年11月第2週のレッスンご予約状況です。

◎11/7(木)
10:30 ~ 11:30 やさPピラティス ◎

◎11/9(土)
9:00 ~ 10:00 朝活ゆるめヨガ ◎
10:30 ~ 11:30 たのPピラティス ◎
12:00 ~ 13:00 やさPピラティス 休講

◎11/10(日)
全てのレッスンが休講となります

いつもありがとうございます。

今週も、どうぞよろしくお願いします。

 

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