生理痛改善には、アレを気にしないこと。

札幌で肩こり解消・姿勢改善パーソナルトレーニングやヨガを入会なしでお探しなら
中央区大通から近くの円山少人数制スタジオアウラへ。

生理痛の改善には、あることを気にしないことです。

生理痛改善には、食欲に向き合うこと。

それは、生理前の異常な食欲。
食べてもいいんです。食べても気にしない。
が、ここで大切なことがあります。
まやかしの食欲に気づくことです。

なぜ食べたいのかを理解する

生理前に、甘いお菓子やハンバーガー、スナック菓子を食べたくなったことはありませんか？
（過去の私はよく、全てが揃っているマッ●へ行っていました！笑）

そして食べ終わった後に襲う罪悪感。
その罪悪感と満腹感から、食事は減らす。
そんなサイクルに陥ることが、じつはPMSや生理痛の原因となります。

ドカ食いで起こる体の痛み

体に処理できない異物やウィルスが入ってくると、体は炎症の症状を起こして取り除こうとします。
食事では、糖質や脂質の取りすぎでも体がうまく処理しきれず、この炎症症状が起こると言われています。
あとはアルコールでも同様です。

ただし完全にご飯や油を完全カットしてしまうと、疲れやすくなって筋力低下、肌や髪はカサカサでボロボロ。
近年の「◯◯制限（ダイエット）」は体からすると極端で、体は本来「バランスよく」を求めています。

すんごいザックリいうと、体にやさしい糖質や脂質があります。
糖質では主食の炭水化物や野菜。
脂質は肉や魚に含まれている脂質。
油では天然由来のオイルで、量で言うと素材にかけたり炒め物にするくらいです。

そして無意識のうちに少し食べるだけで取りすぎとなり、体に刺激となる脂質と糖質があります。
それが生理前に食べたくなる、ジャンクな加工食品がモロなんです。残念ながら。

生理前に、それらを食べた場合と食べなかった場合であれば、恐らく食べていないときの生理痛は軽いと思います。
生理痛も炎症の１つ、というわけで話は戻ります。

慢性的に炎症が起こると体の動脈を硬くし、体の至る所に痛みを感じるようになります。
慢性炎症からすすむ疾患には、糖尿病、高血圧、認知症、がんなどがあると言われます。

子宮や生理と慢性炎症のことを直接的に書いてある資料は見つかりませんでしたが、もちろん子宮にも動脈が繋がっています。

その動脈に炎症が起こって滞ると、子宮に影響して生理痛に繋がることは簡単に想像ができます。

甘いものやオイリーなものを食べたくなる理由

生理前以外でも、そもそも食事からご飯など炭水化物を取り除けば、炭水化物欲にスイッチが入ります。
その結果、リバウンドで甘い食べ物がたまらなく食べたくなります。

体や脳がエネルギー不足を感じると、すばやくエネルギーに変わる甘いものが欲しくなるからです。

スナック菓子などのしょっぱい系のおいしいジャンク系が食べたい場合。

これらはほとんど脂質と糖質からなっていますが、塩で旨味を引き出すことで、巧みにタンパク質の旨味を再現する加工がされています。

これが欲しくなるということは、本当は食事のタンパク質の旨味を体は欲しています。

糖質と脂質でできたお菓子は、タンパク質を使うよりもずっと安価で作れます。
その原材料にうまく味をつけ、タンパク質の旨味を再現しています。

企業は安価で作れる。消費者はおいしくてまた食べたくなる。
結果、たくさん売れる。

仕組み、すごくね？

大企業VS己。

無限ループで食べたくなるのは、その中毒性を作っている企業努力の賜物。
加工品がおいしいと感じる仕組みが計算しつくされて仕上がっています。

どの割合で、どの成分を入れると手が止まらなくなるのか？
どうするとまた食べたくなるのか？
という最強の割合を、大企業が研究に研究を重ねて作っています。

そんな巨大組織に、無意識で勝てるわけがないんだよ…！（←語ってて熱くなってきた）
だから、「食事で栄養をまず取ろう」という意志が必要なんです。

罪悪感はいらない

すごい食欲が湧いてきたら、目を閉じて、深呼吸して。マインドフルネス。

……なんてムリよ。

食欲を意識でどうにかしようなんて、ムリ。というか健全じゃない。

生理前の排卵で黄体ホルモン分泌すると、体は脂肪をためようとします。
なのでこの働きで食欲が増すのは、体にとって自然な反応です。

生理前の黄体期は（意志に関係なく妊娠のための）体の準備で、体が食べたがっているということです。

そこで重要なのが、食事に罪悪感を感じないこと。
そして、食べる量が減るからといって揚げ物やお酒で満たそうとしないこと。

罪悪感を感じて食事量を減らすと、それ以外でドカ食いとなって生理痛が増してしまうかもしれません。
食事で満足すると、ドカ食いをしたい欲はある程度は満たされてくるはずです。

ヒトは現代社会のように食べ物が豊富な環境にいると、炭水化物と脂質を過剰摂取して、タンパク質は後回しになる傾向がある研究がされています。

無意識でいると生理痛が増すものが美味しいと感じて取りすぎてしまう、ということです。

生理で出ていく鉄分を補うには赤身肉やレバーと言われますが、それ以前に体が「おいしい」と感じられるものが血肉となります。
マズいものを我慢して食べるよりも、まずはタンパク質の中で食べたいものを選ぶことです。
また、質がいいものは味がスッキリしています。
同じ赤身肉でも、別物レベルで美味しく食べられることが多いので試してみるのもいいでしょう。

グラスフェッドビーフのヒレは激おすすめ！