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【本】ゆるい生活

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タイトル:ゆるい生活

著者:群ようこ

著者の体質改善をしていく過程のエッセイです。

ある日訪れた激しいめまいが4日も続き、これはまずいと覚悟を決めて、紹介された漢方薬局へ出向いてみる。

体質の改善の仕方は人それぞれで、著者の場合は漢方と、そこでされるリンパマッサージの施術。

初めてのマッサージの激痛は、何ヶ月、何年と体質が改善されるにつれて、だんだんと痛くなくなっていく。

漢方薬局で著者が言われた「体が冷えていて余分な水分がたまっている状態」は、「私のこと…?」っていう人も多いんじゃないかなと思いました。

その水を抜くことの一つとして『とりあえず1週間は甘いもの厳禁』といわれて禁断症状に悶絶しながらも、それを忠実に守る著者…。えらい、偉すぎる。

そして目が充血で真っ赤になる症状の話から、今の生活リズムがオーバーワークであることを指摘される著者。家事に仕事に加え夕食後の楽しみである編み物や読書、縫い物。楽しくてやっていても、実は体には負担になっていた。

自分では、ずっと普通だと思い込んでいた『習慣』に年齢とともに体が耐えられなくなって、サインとして目にあらわれていた…。

食べものや毎日の習慣という当たり前になっていたことを見直していった結果、たまには大好きな甘いものを楽しみつつも、前に感じたような症状はでないところまで元気になった著者。

…いろんな人に、ハッとする瞬間のある本なんじゃないかな?と思いました。

人が元気になっていく過程の本て、「がんばって!」「あぁ、ソレツライのわかる…」と、思いいれタップリで読みすすめてしまいます。

著者はめまいや眼の充血だったけど、体に出ている症状は『やりすぎていること、とりすぎているものが体から溢れている』サインを体が教えてくれている。

結果には必ず原因があって、人によっては肌がカサついたり眼がかゆくなったり、いろいろな形ででてくる体の症状。

それに気づいて、やりすぎ摂りすぎを減らしたり、やさしいモノに起き変える意識を持てば、体の負担はかなり減ってラクに感じる。これは漢方は手が出ないという人でも試せるし、もし体調を崩しそうになっても回復が早くなる。

メディアは絶大な力をもっているがゆえ『○○を食べるといい』といわれると、その商品がバカ売れします。その逆に、ものが売れなくなったら困るせいか、余計にとりすぎているものを控えましょうなんてことは言われない。なので、この考え方ってまだまだマイナーなのかなって感じます。

この本のなかで「酒のやめられない人にやめろって、いきなりいわなくても」とか逃げ道をなくすようなやり方はキツイなぁと思うところはありましたけど、「そーそー」っていう部分も多かったです。

体の感覚と反応によって生活を変えながらも、人づきあいや好きなことも楽しむ。不調は避けつつ、ゆるいルールで楽しく生きていけたらなっという感覚には「そーそー」って思いました。

さて

ゆるいレッスンも しめるレッスンも 愉快に開講 いとうちっこのスタジオアウラの2018年7月第1週/第2週 レッスンご予約状況です。

◎7/5(木)

10:30 〜 11:30 やさPピラティス ◎

◎7/7(土)

10:30 〜 11:30 やさPピラティス ◯

12:00 〜 13:00 2回目以降にどうぞピラティス △

14:00 〜 15:00 ゆるめヨガ ◎

◎7/8(日)

10:30 〜 11:30 朝ヨガフロー 残席2

12:00 〜13:00 サンデーゆるめヨガ ◎

7/11(水)〜7/18(水)全てのレッスンが休講になります。

今週も、どうぞよろしくお願いします。

ゆるい生活といえば雨が続くのは気分が晴れないけど、湿度が高いと、まぁいっかぁっていう、ゆるやかな気持ちになりますね。

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