ご予約・お問い合わせはこちら

2022年5月受付スケジュール

札幌で肩こり解消・姿勢改善パーソナルトレーニングやヨガを入会なしでお探しなら 中央区 大通から近くの円山 少人数制 スタジオアウラへ。

前方に散歩中の犬が二重に見え 視力低下が深刻かと思ったら同じ犬種2匹連れだったというオチの 運動指導者 いとうちっこの

2022年5月グループレッスン(ヨガ・トレーニング)・パーソナルトレーニング受付スケジュールです。

みんなで楽しい土曜日スタジオグループ

スタジオグループスケジュール

①9:00〜10:05 朝活ゆるめヨガ
②10:30〜11:30 やさしいトレーニング

5/7(土)背中と二の腕スッキリ
5/14(土)下腹・腰肉スッキリ
5/28(土)−10歳の後ろ姿

※休講日
5/21(土)

昨日よりも元気になる!スタジオパーソナル

土日祝受付

5/1(日)9:00〜10:00、10:15〜11:15、12:00〜13:00
5/5(木・祝)9:45〜10:45、11:00〜12:00
5/7(土)12:15〜13:15
5/8(日)9:00〜10:00、10:15〜11:15、12:00〜13:00
5/14(土)12:15〜13:15
5/15(日)9:00〜10:00、10:15〜11:15、12:00〜13:00
5/28(土)12:15〜13:15
5/29(日)9:00〜10:00、10:15〜11:15、12:00〜13:00

平日受付

 5/2(月)9:45〜10:45、11:00〜12:00
5/6(金)9:45〜10:45、11:00〜12:00
5/9(月)9:45〜10:45、11:00〜12:00
5/12(木)9:45〜10:45、11:00〜12:00
5/13(金)9:45〜10:45、11:00〜12:00
5/27(金)9:45〜10:45、11:00〜12:00
5/30(月)9:45〜10:45、11:00〜12:00

※変更には手数料を頂いていますので、なるべく予定が決まり次第のご予約をお願いいたします。

全てのご予約は、当サイトまたはスタジオホームページからお願いいたします。

いつもありがとうございます。

5月も、どうぞよろしくお願いします。

スポンサーリンク



ちょくちょく沖縄へ行っていますが、北海道にこの春の時期にいていいなぁと思うのは山菜。
山の奥に、あんなおいしいニンニク味の葉っぱが生えるって、何?
異世界転生マンガに出てくる薬草なんじゃ?
もはやこの世の神秘としか思えません。

というわけで行者ニンニクが好きですが、山菜の事情を知らずにスーパーで見かけると、一瞬ひるむ価格をしています。
10本入って500円。

同じ野菜コーナーで、小松菜がワサっと入って200〜300円。
それと並ぶと、どうしたって高級感がかもしだされる山菜コーナー。
でも断言できる。
行者ニンニクが500円って、決して高くない。
というのも、いちど取りに行ったことがあるんです。

若かりし頃に通ったアートスクールで、なぜか山菜を取りに行く謎の授業。
運営が何かとゆるいスクール。

例外なく事前説明は、山菜をとるということと集合時間のみというアバウトさ。
そのため軽い山道散策のいでたちで出向く。
集合場所から相乗りで、更なる集合場所は、とある山のふもと。
そこで初めて会った、山菜の案内人のダンディー。
挨拶より先に目がいってしまうのは、彼が履いている股間まである長靴。

え…。

超ロング長靴から察する、テキトーなスニーカーをはいてきた自分の背筋が涼しくなる予感。
それはのちに的中する。

少し入るだけで茂み深い山。
そこをダンディーに続き10分ほど進む。
するとそこには、山菜のカタクリが群生し、キレイな花を咲かせていた。

今の片栗粉は馬鈴薯だけど、昔はこのカタクリから作っていたとか。
花の色から想像できないが、クセがなくお浸しや天ぷらにすると美味という。

「わ〜キレーイ」と、ダンディーの指示のもと採取。
すでに満足し、帰る気満々でいた自分は甘かった。

ここからだった。
ひたすらダンディーが茂みをかき分け、山奥へ入る。
先ほど会ったばかりにして師匠という関係性であるダンディー。
あとどれくらいかと聞けるよしもない。

しかしここで師匠に付いていけないとヤバい。
薬草をつむまでには魔物登場がつきものなのと同様、自分が熊のごはんになり得る。
異世界に転生した主人公と違い、魔法も使えない会社員が今持つ頼りの綱は身一つ。
しかも平日は8時間座りっぱなし(おやつタイムあり)の甘やかされた足腰。
ガタガタ震える足腰で、それはもう命がけでダンディーを追う。

確認のためにも言うが主宰はアートスクール。
運営がゆるいゆえ、遭難してもしばらく「待ってりゃくるだろ〜」のノリが想像される。
すぐに捜索されないところまで鮮明に予想される。
会社員(←自分)遭難の新聞記事が頭にチラつき、それはもう命がけでダンディーを追う(2回目)。

どれ程かって、カタクリの場所とは比べものにならないほど歩いた。
草木をかき分け泥道もある。
この道が、ダンディーの長靴が股間まである理由であることをここで思い知る。

ゴールデンウィークにして雪が少し残る震える場所で、ようやく行者ニンニクが現れる。
雪が残る茂みから、チラホラのぞく行者ニンニクたち。
別世界に来たような感覚で、それはそれは感動的。
マジでもう行きたくないです。
※感動を上回る緊張感(遭難や熊を警戒)による

下山した場所で、ダンディーと彼の仲間の方々が作ってくれた揚げたての天ぷらは、それはもう風味が強くて美味しかったです。

そして忘れられないのは、もいですぐの行者ニンニクの強すぎるニオイ。
帰りに何も知らずに、それが入った袋を持ったまま地下鉄に乗ってしまう。
自分がかなりニンニクくさいということに、地下鉄の扉が閉まってから気がつく。
地下鉄で異臭騒ぎのお騒がせ会社員(←自分)の新聞記事が頭にチラつき、目的駅まで緊張する。

大事に抱えながら持ち帰った甲斐あり、家でも飽き足らずに天ぷらにした行者ニンニクは、やっぱり美味しかったです。

以上が行者ニンニクの、心温まる壮絶な思い出。

これを思い返すと、スーパーで売ってくれているのは安い。
採りたてよりは、香りはもちろん減ってはいるけれど。

命がけで山に入り、果ては地下鉄でニンニク臭をふりまくところまで代行して頂いて、1束500円。
これ以上、安い買い物ってある?

というわけで。
仕事の前日以外は、今のうちにたくさん食べようと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA