広告に騙されない。化粧品の選び方
「肌の奥まで浸透しプルプルなお肌に!」
「もっちり吸い付つく肌に!」
こんな化粧品の広告を見ると、気になってしまいませんか?
ちょっと待って。
そもそも、肌の奥までとはどこなのでしょうか?
「肌の奥」とは実は表面の角質層
皮膚の表面(表皮)は、0.2ミリほどです。
その0.2ミリはさらに4層に分かれていて、その一番上が角質層。
角質層は私たちが肌として触れる部分で、厚さはわずか0.03ミリほど。
うっす…!
実は化粧品が浸透するのは、この角質層までです。
角質層のさらに奥まで浸透することはなく、これを言うようなことがあれば薬事法で「アウト!!」とぶった斬られます。
そう考えると、言うほど「肌の奥まで浸透」はしないですよね…?
角質層以上に浸透すれば大問題
肌の役割は、外部からの刺激から肌を守ることです。
逆に角質層がなんでも浸透させてしまうと体に危険がおよびます。
もし浸透させてしまうと、手を洗うと水や石鹸も肌の中へ…となると怖すぎることに。
そして、角質層はいずれ垢となり落ちていきます。
さらには下の層の細胞分裂で押し上げられ、6週間サイクルで肌は生まれ変わります。
いい肌質をキープしたいなら、この細胞分裂をジャマしない生活習慣がいちばん大切になります。
どんなに質の良さを謳う化粧品でも、浸透するのは表面の角質層。
「外から水分を与える=キレイな肌」というわけではない、ということです。
化粧品には効果を期待しない
特に化粧水等のスキンケア用品は、広告の効果が目に止まります。
でも、化粧品は治療のためのものではありません。
スキンケア用品が薬のごとく効果を発揮することはない、と思っていた方が無難です。
では、それらに何に期待して使えばいいのでしょうか?
何を基準に使い続ける?
体はアホではありません。
「気持ちいい」「心地いい」「いい匂い」といった感覚が、自分の体に合っているということです。
野生のカンなんて言うと、テキトーなこと言って…と思われるかもしれません。
でも、「いい」と感じると体は勝手にリラックスモードへ入ります。
結果、それが肌にもいい効果に繋がると期待できるのではないでしょうか。
逆に、「高かったから…」「きっともう少し使えば…」という理由で使い続けたことはありませんか?
少しでも違和感を感じれば、体に合っていないサインです。
使ってホッとする、癒される、なじむ感覚がする。
そんな感覚があるか、ケアをしながら目を閉じて感じてみましょう。
考えるな、感じろ!!です。
肌の生まれ変わりを助けるアレ
水分を保つキレイな肌を作るためには、細胞分裂をジャマしない生活習慣。
規則ある生活や、十分な睡眠時間、ストレスが少ない生活などが肌の生まれ変わりを助けます。
そこで当然のごとく、運動も条件の1つとなります。
新陳代謝を促すのには、大きな筋肉が動くことがポイントです。
手軽な運動としてお勧めが全身運動であるスクワット。
ただし油断すると、前ももが張る運動になってしまうのがスクワットです。
そのためいいフォームにするコツを押さえることが、とても大切です。
ここで私ごとですが、2月にインスタで「1週間スクワットをしよう!」と動画を上げ続けるチャレンジをしました。
そこでスクワットのコツやポイントを、ヤケクソかのごとく惜しみなくご紹介しています。
ぜひそちらもご覧ください。
おばさんが唯一使い続けるスキンケア用品
40超えのおばさんの話で恐縮ですが、常に最低でもマイナス5歳にはみられ続けてきた実績があります。
そんな私が愛用するケア用品はここの。
特に長年愛用するのが、こちらのアルガンオイルです。
まず驚くのが、付け心地が柔らかい水のごとくサラッとしていること。
オイルの常識を履しにかかってきます。
初めて使用したときは、疑いました。
おま… 油か?
料亭のいい天ぷら油か?(←庶民のイメージ)
サラッとした使い心地は気持ちよく、洗顔後の顔だけでなく毛先やヘッドマッサージにも使っています。
いちど魔が差したことがあります。
こちらの半額に惹かれ、別メーカーのオイルを開封したときの衝撃は忘れられません。
ゴムっぽいニオイに、やや感じるベタつき。
肌につけた感覚もイマイチ。
「アルガンオイル」って、名前は一緒なのに…?
浮気の後悔って、こういう気持ちになるんかな?と。
このような人生経験が重なり、おばさんが仕上がっていくのだと実感しました。
というわけで
髪にツヤがある日は 洗っていないのではなくこのオイルをつけている私
運動指導者いとうちっこの、ちょっと宣伝です。
いとうちっこの対面レッスンと情報発信
2023年3月第1週目週末の受付スケジュール
◉3/11(土)
10:30 ~ 11:30 たのしいトレーニング ◯
◉3/12(日)
11:30〜12:30 パーソナルトレーニング ◯
情報発信
インストラクター必見!自主開催の参考書 →こちら
いとうちっこのインスタグラム →こちら
2月にインスタで、スクワットチャレンジをするにあたって。
わかっていました。
カメラ目線のおばさんが、毎日スクワットをくり返す動画を垂れ流しても。
それを見たところで「誰得?」なことを。
期間は1週間ものあいだ。
おばさんがスクワットをくり返すだけの、つまらないアカウント=地獄絵図を一体どうしたものか?
そこで。
潤いが失われつつある脳から、知恵を絞り出す。
そしてある考えに辿り着く。
それは毎日の動画や本文に、スクワットのコツを少しづつ紹介するということ。
役立つ情報であれば、おばさんのスクワットというより解説に目がいくのではないかと。
出すものが、肌の露出ではなく知識。
それぞおばさん。
さらには撮影場所にこだわり、猫がいる公園をメインに。
最終的には「スクワットより猫をみてしまう」と評判の動画に仕上がりました。
おばさんのスクワット < おばさんの知識 <<< 猫
というわけで、1週間のスクワットをまだ観ていない方へ。
若さを知識と猫でカバーする、おばさんの真髄をインスタでぜひご覧ください。
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