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【小説】星がひとつほしいとの祈り

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タイトル:星がひとつほしいとの祈り

著者:原田マハ

かわいいデザインの表紙だなーと、手にとった本です。

7編の短編ですが、どのお話も奥行きがあり、短編というのを忘れそうになる蜜度。

表題にもなっている大平洋戦争下が舞台の『星がひとつほしいとの祈り』には心で泣き、熟年夫婦の死別と愛を描く『長良川』にグッときて、『沈下橋』で問題を起こした娘と元継母の絆にジーンしました〜。

どれも映像が浮かんでくるようなお話でしたが、『星がひとつ…』は残りましたね〜。

盲目で品ある音葉づかいのマッサージ師の老婆が語り紡ぐ、令嬢であった子どもの頃の邸宅での日々。

入れ替わりやってくる家庭教師から教わる学問、日々の細々ことまで耳の代わりが如く支える女中のヨネの、詩のような美しい言葉。そして訪れるはずのないと思っていた恋と、それからのヨネとの日々。

そして遠い夢物語のような時は、戦時へ向かいます。

きっと今では考えられない悲恋や別れは、この時代はいたるところにあったはず。

それでも「きっとまた会える」とか「自由になれる時がくる」とか、『自分だけの星』を見失わなないことで心を強くし生きた時代だったのかな、と思いました。いまのご老人、芯の通ったひとが多いですからねぇ。

いまは空襲に怯えることはないし便利で情報あふれる時代だけど、強くいることが難しい時代なのかもしれない、としみじみ。

星とは何か、とお聞きになりますでしょうか。そうですわね、それは人それぞれ。恋であったり、愛であったり。幸せ、平和のようなもの。あるいは、お仕事の成功とか。ささやかな言葉…であるかもしれませんわね。

さて

わたくしにとっての1週間の星はレッスンを開講すること かもしれませんわね。

というわけで

スタジオアウラの

いとうちっこの 星のご予約状況でございます。

◎12/13(木)

10:30 〜 11:30 やさPピラティス ◎

◎12/15(土)

10:30 〜 11:30 たのPピラティス △

12:00 〜 13:00 やさPピラティス ◎

14:00 〜15:00 ゆるめヨガ ◎

◎12/16(日)

10:30 〜 11:30 朝ヨガフロー ◯

12:00 〜 13:00 サンデーゆるめヨガ ◎

今週も、どうぞよろしくお願いします。

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