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私ごと、9月にあった地震では、自宅の27時間停電という人生でいちばん長時間の停電を経験しました。
そこで「知っていて良かった」と思うことがありました。
『ヒトはもともと、しばらく食べなくても生きていられる作りになっている』ということです。
(誤解があるといけないので記しておくと、今回書くことは「なんらかの病気などで、毎日何か摂取しないと体に危険がある」という場合は想定していません)
更には個人的に、たまに一食抜くことで内臓を休ませて体調を整える感覚を知っていて本当に助かりました。
そうでなければ食べ物がなくなる不安から買いこむために、長蛇の列に並んでグッタリ疲れていたかもしれません。
また、味噌や塩など最低限のものがあれば10日は大丈夫、と思えるふだんの生活の仕方が、気持ちの安定に大いに役立ちました。
◎ヒトは飢餓に強く飽食に弱い
(地球の長い歴史で見て)つい最近まで脂肪を食べものから十分にとれないことがヒトにとっての心配ごとで、いつ食料が手に入るかわからないことが普通でした。
そこで脂肪はエネルギーを貯めるのに一番効率がいいので、ヒトは大量の脂肪を蓄えられるように進化してきました。
ヒトは脳が大きくエネルギーがたくさん必要になるため、動かない赤ちゃんですら15パーセントほどの体脂肪率を持って生まれてくるそうですが、サルの赤ちゃんが3パーセントと聞けば、かなり多い数字だとわかります。
いつ食料が手に入るかわからない環境や大きな脳を働かせることに対応すべく、ヒトは『脂肪を欲すること・蓄えること』を歴史の中で選んできたんですね。
ところが脂肪たっぷりの食べ物が欲するがままに手に入る時代になりましたが、ヒトの体は溜め込みすぎる時代に対応できるようにはしてくれませんでした。
◎燃料銀行には限界がある
身体は銀行のように働いています。物を食べるとエネルギーを使わないぶんは脂肪として貯め、使う必要があるときは貯めていたエネルギーを引き出します。
炭水化物や脂肪が身体の肝臓や筋肉などに出入りをずっと繰り返し、流れのある状態。その流れの中で、ヒトの身体はエネルギー収支がマイナスのまま動いていられることに向いている作りになっているので、ヒトは空きっ腹でも狩りや採集ができます。
いま、世界の多くで食べるものに困らないという歴史的に異例の状況にあるわけですが、自然とかけ離れた食べ物の多さが身体の負担になっています。
大半の食品は品種改良や大きな加工をされていて、糖や脂肪がたっぷりな一方で食物繊維が取り除かれています。必要以上な糖や脂肪をとるうえに、食物繊維が不自然に入っていないことで肝臓や膵臓の処理が追いつかないほどのカロリーが身体に流れ込んでくることになります。
ヒトの消化器はそんなに糖をすぐ燃やすようにできていないので内臓脂肪に送り込みますが、それも多くなると高血圧とかメンタルに至るまで、『病気』といわれる身体のいろいろな症状につながっていきます。
◎脂肪は悪くない
引き締まった筋肉質な体やダイエットはいいものというイメージがわりと普通ですが、脂肪はワルモノではないし、脂肪を欲するのも本能です。(札幌のような寒い地域ではむしろ体を守るのに必須で、痩せ型の体脂肪も低めの私にはけっこうキツイです。)
問題なのは、歴史の中で身体が処理してこなかったような自然界にない人工的な糖や脂肪、そして処理しきれないエネルギーを取り込み過ぎて、必要のない脂肪がつねに溜まっていることです。
◎食べなくても生きられる?
というわけで、ヒトはほかの霊長類よりも蓄えている脂肪が多いおかげで、毎日欠かさず食べなくても、大変なことにはならなそうです。
そんな意識があれば停電のようなときも、小腹が空いてもきっと乗り切れる自信になるでしょう。
長くなりましたので、脂肪とじょうずにお付き合いするにはどうしたらいいのか?はまたの機会に書いてみたいと思います。
地球上でのヒトの成長を知れば、自分の体の状態も見えてくる!
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さて
ヨガスタジオアウラの
算数ダメで 学者になる夢をアッサリ諦めた過去を持つ いとうちっこのレッスン2018年9月第5週目のレッスンご予約状況です。
◎9/29(土)
9:00 〜 10:00 朝活ゆるめヨガ◎
10:30 〜 11:30 たのPピラティス△
12:00 〜 13:00 やさPピラティス 受付終了
◎9/30(日)
10:30 〜 11:30 朝ヨガフロー 残席1
12:00 〜13:00 オールレベルピラティス◯
いつもありがとうございます。
今週も、どうぞよろしくお願いします。
毛は抜けながらも ホッペに脂肪
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